女性でもかんたん、爬虫類がはじめての人でも飼育できるレオパードゲッコウ(ヒョウモントカゲモドキ)。毒も無ければ噛まれもしない、おっとりとした動きと鮮やかな体色のかわいい奴なんです。
はじめまして!当サイトをご訪問いただきありがとうございます。
私はレオパ好きでサイト管理者の青海(あおみ)と申します。
ヒョウモントカゲモドキ…なんて、紛い物扱いな名前を付けられているレオパードゲッコー(英名)。ファンの方からは略してレオパと呼ばれる彼らと暮らすうえで、知っておくこと、気を付けることを当サイトにてまとめてみました。あなたとレオパの日々にお役立ていただければ幸いです。
爬虫類らしからぬ飼いやすさ
レオパはもともと中央アジアから西アジアの乾燥地帯に生育する動物であるため、高温にも低温にも比較的強く20~35度程度であれば大きく体調を崩すことはありません。
その逆で、30度以下での飼育では体色がくすんでしまったり、更に低温になってしまうと代謝が低くなり冬眠状態になります。そのため一般的にはヒーターを使って温めて飼育しますが、夏が苦手で低温を好む動物に比べれば、暖める飼育の方が断然飼育は簡単です。
またレオパは他の多くの爬虫類が必要とするような紫外線照射も必要とせず、設備も簡素で飼いやすいと言われる理由の一つです。
繁殖のハードルも低く、卵から成体まで自分の手で育てることができるのもレオパが爬虫類飼育の入門的動物として位置づけられている理由です。
感じる体温、ハンドリングの魅力
飼育動物を手に持つことを「ハンドリング」と言います。多くの爬虫類は触れられること事を嫌がり、長年飼育してきた飼育者でも威嚇をしたり噛みついたりしてしまいます。
その点、レオパは触れられる事をあまり嫌がらないので触れることができる数少ない種類です。恐ろしい毒や鋭い牙を持っていないこともハンドリングができる理由です。ひんやりとした爬虫類特有の気持ちよさを満喫する事が出来ます。
しかし、あくまで嫌がらないように見えるだけで、レオパにとって触れ合いが必要なわけでは無く、うれしいわけではないのでご注意ください。
奥深きファンの世界、品種と色の多さ
レオパは野生型も魅力的ですが、様々な特徴(モルフ)掛け合わせることにより、様々な色彩、模様のレオパが数多くのブリーダーによって作り出されてきました。
そして現在ではこの品種と色の多さがレオパの特徴の一つとなっています。色も黄色のものからオレンジや黒、柄も小さい点が現れるヒョウ柄のものだけでなく、ストライプのものや、まったく斑紋のないものまで様々な色合いをみせてくれます。
また、目の色にも特徴があります。大きさや性別、品種と自分好みの個性を選ぶことができるのもレオパが人気の理由の一つです。