人工餌の餌付けで知っておくこと
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人工餌の与え方、餌付けのコツ
人工餌を活きた昆虫のように食べてくれるか、餌付けができるかどうかはレオパの性格や嗜好性に依存してします。もし成体を購入して餌付けを行うのであれば、購入前に与えられていた餌を強く嗜好してしまいます。
もしそのお店が手間が可あるとしても1匹ずつピンセットで餌やりを行っていたならば、冷凍コオロギなどに対しての餌付けが容易である可能性が高いと考えられます。元来レオパは生きた昆虫を餌とする生き物ですから、あくまで人工餌は代替案であり、一切受け付けない個体もいることも頭に入れて、レオパの人工餌の導入を考えましょう。
人工餌のメリットと個体差
粉末状の人工餌の開発が進んでおり、日本においても有限会社 サムライ・ジャパンより、「LeopardGeckoFood」という名前で一般販売されています。保管が可能であり、水を混ぜるだけですぐに使用できるようになるため使いやすく、全ての餌をこれで賄う場合、生きた昆虫を維持する必要がないというメリットがあります。
材料としてはコオロギパウダーをはじめ、魚粉、飼料用酵母、リン酸カルシウム、乳酸カルシウム、炭酸カルシウム、ビタミンが加えられており、表示を信じる限り完全食では無いですが栄養面で優れた餌だとと考えられます。
デメリットを挙げるとすると量に比べて価格が高いこと、レオパが動かない餌でも興味を持たせるよう臭いが強めになっています。また全てのレオパが食いつくという保証はありませんので、買ったはいいが完全無視の可能性もあります、まず飼育している個体の嗜好をみて、食べれるようなら与えるというのが良いと思います。
レオパは好きだけど昆虫が嫌い!と言う方にとってはとても助かる餌ですが、基本昆虫食の場合でも非常用として使う事はできるので試してみる事に損は無いと思います。
コオロギの粉末
有限会社 月夜ファームよりコオロギの粉末、(コオロギパウダー)が市販されています。人工飼料にまぶしたり、混ぜて与えることにより、食べ慣れていない餌への餌付けに利用できます。またサプリメントにも利用できます。 新しい餌にチャレンジする際などに興味を示しにくいレオパの場合にはとても重宝します。
缶詰コオロギ・冷凍コオロギ
一般販売もされていますがレオパによっては生きたコオロギのように食いつかないこともあります。また、缶詰をいったん開封したあとは冷蔵保存で2週間程度です。レオパの食事間隔からいうと使いづらいため、コスト面から常食にするには向かないかもしれません。使うとしても非常食として捉えるほうがよさそうです。