レオパとの触れ合いと躾について
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接触はレオパの気持ちが優先
レオパは手で触ることができる希少な爬虫類ですが、レオパ自身が触られることを好んでいるわけではありません。少なからずストレスを与える行為ではありますので触れ合う場合には最小限にとどめてあげましょう。
また、レオパは夜行性の動物ですので、基本的に光があたっている時間は「太陽が照っている」と感じており休息時間となり、物陰に隠れてじっとしています。レオパと触れ合いたい時にはせめてレオパの体感時間にあわせてあげて下さい。
ハンドリングについて
ハンドリングとは手に乗せるなど直接レオパと触れ合うことをいいます。ハンドリングするときはレオパを驚かさないように注意してください。決して上から急に掴んだり、尾だけを摘まんで持ち上げることは避けましょう。レオパが暴れたり逃げたりします。最悪の場合は「自切」といって、自ら尾を切ってしまいます。
ハンドリングの方法としては、レオパのお腹の下にそっと手を差し込んでやり手のひら全体を使ってゆっくりと持ちあげます。ハンドリングに慣れていない個体は丁寧に扱っても持ち上げられるだけでかなり緊張してしまいますので、しばらくしたらケージに戻してやりましょう。慣れてきますと手のひらに持ちあげても動じなくなりますので、ゆっくりと背や尾を触っても大丈夫です。ただし慣れたとしても頭は触れられるのを嫌がるので避けるようにしましょう。
アルビノやエクリプスなど目があまり良くない品種は、他の品種より臆病です。こうした品種をハンドリングする際は、多品種よりも時間をかけて慣らすことが必要です。
また、幼体の場合はとても臆病なため、ある程度大きくなるまでは(亜成体になるまでは) ハンドリングは控えたほうが良いでしょう。
トイレの躾について
糞をしてほしい場所に糞をおいて匂いをつけることにより、トイレのしつけをすることができます。違う場所にした場合は、消毒用のアルコール等で匂いをけして、トイレにしてほしいところに匂いをつけます。
トイレの躾は個体差がありますが、根気よく続けることで少しづつ覚えさせます。一度覚えてしまえばトイレ場所にずっと糞をするようになります。排泄物は日々見つけては掃除する必要があるので定位置にさせることで飼育が格段に楽になります。