レオパの生息地と歴史
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レオパの生息地を知ろう!
レオパは、パキスタン、アフガニスタン南東部、インド西部、イラン、イラクの荒野や平原、砂礫地帯などの乾燥地に生息しています
夜行性であるため昼間は岩陰などに潜んでおり、夜になると食べ物である昆虫類や節足動物を探し求めて活動を開始します。
レオパ以外の生き物の飼育でも同様ですが、本来の生息地をイメージすることで快適な環境を再現することができます。爬虫類飼育では特に生き物が環境になれるよりも、生き物に合わせた環境を提供してあげることが大切になってきます。
レオパの生息地をご覧になってお分かりのようにレオパは進化の過程でどこもかなりの乾燥地帯を生息地としています。そのため昼と夜の温度差が比較的大きい環境に適した体を獲得しました。つまりレオパが耐えられる高温と低温の温度帯が広く飼育をしやすい種類と言えます。
愛玩動物としてのレオパの歴史
レオパは古くから飼育動物として注目されており、輸入されてきました。20年以上前は流通の大半が野生捕獲個体でしたが、原産国の政情不安定や、野生動物の輸出規制により野生個体の輸入は非常に少なくなっています。
一方、レオパは他の爬虫類に比べても繁殖が容易な部類であるため、近年は流通個体の大半が飼育下繁殖個体であり、その多くが欧米から輸入されています。また、レオパは世界でも人気で盛んに品種改良がなされており、色、柄の異なる様々な品種が現在でも多く作られています。
レオパについているCB、WDって?
レオパの種類名の横にCBやWDなどのアルファベットが付いている場合があります。これはそのレオパがどんな親レオパから生まれたかを表しています。
「CB」というのはCaptive Breedの略で、人工的に繁殖された個体のことです。これは飼育環境におかれていた両親から飼育環境下で生まれた個体を指しており。卵が産み落とされてから人工飼育で過ごしてきたレオパであることを表しています。
「WC」はトイレではなくWild Caughtの略です。野生の個体であり、野生環境から採取してきたという意味です。人工飼育になれていないケースもありますが、厳しい自然環境で育ったレオパは様々な面でも魅力的です。
「FH」Farm Hatched、または「CH」Captive Hatched 、これはどちらも妊娠したメスを採取してきて、そのメスが生んだ卵を孵化させた個体、もしくは野生下の卵を採取して孵化させたレオパで、血統は野生種でありながら生まれながら人工で飼育されている事を表しています。