まずは知るべし、レオパの生態
- HOME
- レオパを飼うということ
- まずは知るべし、レオパの生態
レオパの生態について
現在流通しているほとんどは飼育下繁殖個体(CB)です。レオパは飼育動物としての流通量が多い爬虫類の一つで爬虫類を専門とするペットショップだけでなく、熱帯魚や小動物を扱うペットショップでも販売されている人気種です。
また成体のレオパはとてもおとなしく行動もおっとりしており突発的な動きもほとんどないため爬虫類を飼育するのが初めての人でも飼いやすい動物といえます。一方で、幼体時のレオパは成体よりも動きが素早いのが特徴です。
寿命
近類種の爬虫類も含めてみるとおよそ10年前後が一般的ですが、なかには30年生きた例も知られており、大切に飼育すれば長生きすることもある生き物です。レオパを飼い始める場合には最期まで飼育できるのかを考えた上で飼育を始めてください。
泣き声
レオパは犬や猫のようにうるさく吠え立てたり鳴き声をあげることはほとんどありません。たまに臆病な幼体のレオパが危険を感じた時などには、口を大きく開いて尾を持ちあげ「ギャ」というような声を発する事がある程度です。ただ、全ての幼体が声をあげるわけではなく個体による差が大きいため、よく声を発する個体もいればまったく声を発しない個体もいます。
噛まない
レオパはおとなしく動きもゆっくりであり、滅多に噛みついてくることはありません。臆病な幼体期や目の悪い品種などは周囲にとても敏感で大きく口を開けたり、尾を震わせることをしますが、これはレオパにとって防御反応であり、その状態でも実際に噛んでくることはほとんどありません。
しかしレオパも動物ですから、急に目の前に指を持っていったり、力加減をせずに体を掴むなどの乱暴な行為や、コオロギの臭いやコオロギパウダーがついた手で不用意に口元に触れようとすると稀に噛みつくことがあります。
万が一レオパが噛んでしまったとしても、噛んだレオパが悪いわけではなく「噛ませてしまう行為をした」とご理解ください。
臭い
爬虫類飼育の全般に言えることですが、臭いはほとんどしません。
特殊な臭いを発することもなくこの点でも飼育しやすい種類と言えます。ただ、排泄物や食べ残しなどを放置したりすると(当たり前ですが…)臭いは発生します。