まずは飼育ケージを選ぼう
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飼育ケージの選び方
レオパの家となる飼育ケージは長辺が飼育個体の全長の2倍以上になるように選びます。広い分には問題がありませんので、同じ飼育ケージで幼体から成体まで飼える大きめのサイズの方がよいでしょう。
レオパは大きな種類でない限り、成体だと25cm程度になりますので、小さくても40~50cm程度の大きさは欲しいところです。レオパは壁には張り付くことはできず、立体的な活動はしないため高さはあまり気にする必要がありません。
しかし、レイアウトによっては脱走が起こるとも限りません。脱走防止のためにしっかりと蓋が固定できるものを選ぶことをお勧めします。また、ものによってはコード類を通すための穴などの隙間がある場合があります。レオパの大きさやレイアウトによっては脱走に気をつける必要があります。
現在はレオパの飼育に使用できる飼育ケージとして、プラステックやガラス、アクリルなど様々な素材のものが市販されています。大きさと同じく材質によっても特徴に違いがありますので、ポイントをご理解いただき選んでください。
使い勝手の良いプラステックケース
爬虫類用のケースや水槽が販売されています。その中でもプラステックケースが最も手軽で扱いやすい素材といえます。プラステックケースは基本的に安価なうえ、現在は大きさや形状も様々なものが市販されています。
またプラスチックケースは軽いため場所の移動も容易で、そのまま丸洗いするのにも適しています。一方で、傷がつきやすいため細かい傷が多くつくことで中が見えにくくなるデメリットもあります。洗う時には柔らかいスポンジを使うなど扱いには気を付けてください。
最近では蓋のも半透明で仲が見えやすいタイプのものが販売されたり、爬虫類飼育に適した機能がついたタイプなど数多くの種類が販売されています。
熱帯魚用のガラスの水槽
熱帯魚用の水槽も地上棲のレオパ飼育に使用することができます。ゲージとして扱えてプラスティックよりも経年劣化の少ない材質のため長期間使え、流通量や販売店も多くサイズも多様なため、手に入りやすく導入しやすい素材です。
憧れのアクリルケース
アクリルケースはやや高価ですが、透明度の高いアクリル樹脂でできており、形状もシャープで見た目に優れています。ガラスよりも軽く扱いやすいながら、プラスティックよりも劣化しにくく、透明度も相まって予算の制限が無ければ一番のおすすめ素材です。
また多くの場合、蓋はスライド式で隙間がほとんどないため、成体の脱走防止には適しています。爬虫類用に作られた前扉式のアクリルケースもありますが地上棲のレオパには必要ありません。加工がしやすいのも特徴の一つで、用途に応じたオーダーを聞いてくれるところもあります。